ハーフラバーソールの特徴と修理方法|靴修理解説

ハーフラバー補強

靴の修理でよく勧められる、靴底の前の部分に張るハーフソールについての考察

ヒールの交換などで修理を持っていくと、前にもゴムを張ると滑り止めになるのでいいですよ。と勧められることがあるかと思います。

お客様からも滑り止め貼って、と依頼されることも多々あります。

何やら、ハーフソール=滑り止め的な解釈になってしまっているようです。

そもそも本当にハーフソールに滑り止め効果があるのでしょうか?

ハーフラバーソールの特徴と修理方法 1

ハーフソール用のゴムソールと言っても写真のように、かなりの種類があります。この写真でもごく一部なんです。

全てが同じ滑り止めになるかというと、そうとは限りません。

それぞれに、滑りにくい、減りにくい、カラーバリエーションがある、など効果は違います。

靴に最初から付いているソールも様々で最初から滑り難いソールの場合もあります。

そのため、ハーフソール=滑り止めと言うのは、正しくありません。

修理に出すときは、お店の人にしっかり確認をしてから出す事をお勧めします。

では、ハーフソールをすると何が良くなりどんなメリットがあるのでしょうか。

一般的なハーフソールの役割は、滑り止めと言うよりも、新品の状態か、オールソール交換をした時にソールの前の部分に薄いゴムを張っておくことで、ソール本体が磨り減らなくなります。

この時ソール本体がレザーソールの場合は、レザーソールと比べると滑り難くなります。

そして、踵と同じ様にハーフソール部分が減ってきたら張り替えが出来るようになるのです。

こうする事で、靴底を常に一定の厚さに保つ事が出来るようになり、靴底が減り過ぎて、オールソール交換などの高額な修理をせずに済むようになります。

また、パンプスなどの女性用の靴の底は、何度も張り替えが出来ないため、新品の状態に張るのがオススメです。

ただ、このハーフソール!いい事ばかりではありません。レザーソールの靴の場合(主に男性用の靴)通気性が落ちるため、アッパーにダメージがでて来る場合があったり、革底特有のはき心地や足音がなくなってしまったり、革底の靴に慣れてしまっている方にはオススメできません。減ったらオールソール交換をしながら履いたほうが気持ちよく履けると思います。

ハーフソールは、靴の構造や、お客様がその靴を今後どの様に履いて行きたいかにより、修理店の人としっかり話し合って決めたほうがいいと思います。

長々と書いてしまいましたが、本日はこの辺で終了と、いたします。

お店に来てくださったお客様には、靴の構造や、現状の痛み具合、修理方法の提案と修理によるメリットやデメリットなど、出来る限り知っていただけるよう心がけて対応しております。

相談は無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


glazeblanc提供事例

元記事公開日:2015-02-09

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出典:元記事

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