
サルヴァトーレ フェラガモ:Salvatore Ferragamoのローファーです。
革底が減って穴があいてます。アッパーは痛んでいないので、オールソール交換をします。



中敷を剥がし、ヒールを外し、底を縫い付けてある糸を外します。

剥がしたソールから型をとり、作成したレザーソールを接着し縫い付けます。
今回は後の修理をしやすくする為、前の部分にラバーハーフソールを貼って仕上げるようにします。


ヒール部分は、取り付ける前に、大きさや、靴につけた時の角度を削り出しておきます。靴のバランスに合わせて高さも変えられるため。当店では革の積み上げをそれぞれの靴に合わせて作成します。

写真の少し色の濃い積み上げは、南方積み上げと言って、修理でも良く使われる材料です。形がある程度加工されていて、値段も安く、作業効率は上がるのですが、トップリフト(ヒールのゴム部分)を何回か交換すると、痛んできてしまい、革の積み上げと比べると強度が落ち、コバ周りを仕上げた時にも革の方が格段に綺麗に丈夫に仕上がります。

削り出したヒールを靴本体に取り付けて、コバ周り(ソール周り)を仕上げます。



アッパーも磨いて、完成です。
このようにオールソールの際にソールの前部分にもゴムを貼って仕上げておくと、マッケイ製法の靴でも綺麗な状態で、修理代を抑えて長く履けるようになります。
新品のうちに貼っておくのもオススメです。
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元記事公開日:2015-02-01
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